![[柳沢家@西武柳沢]](yagisawaya1.jpg)
![]() 幟がはためき、看板や提灯も賑やかで、なんだかやる気が伝わってくる、静かな路地の奥にある店頭。ゴールデンウィークのある日の夕方近く、中に入ると、和風な出で立ちの店主が「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。L字型のカウンターに8〜9席の椅子が並ぶコンパクトなお店である。その一つに腰掛けて「店主 趙(ちょう)さんのおすすめ」と書かれた「豪快ラーメン」を太麺で注文する。麺は太麺と細麺から選択するシステムになっている。 卓上のメニューによると、600円のラーメンからはじまり、味噌ラーメン、塩ラーメンが各700円。チャーシューメン、えびワンタン麺やつけ麺(1.5玉)、担担麺などがそれぞれ800円。一番高価な麺類は「○○の全部のせ」(○○の部分失念)の1000円である。また、つまみ類も比較的充実しており、さりげなく吊り下げた「ホッピー」のPOPを見たところで「そちら」に方向転換しそうになりました(笑)。 壁面にはメニュー札やハンガー。照明は蛍光灯直管がメイン。それと壁から出た和風の照明が、小料理屋のような雰囲気を醸し出している。小型テレビの上に置いたミニコンポのスピーカーが、はっきりとした音量でレゲエを鳴らし、さらにその上から厨房の方を見ているのは、左手を挙げた金メッキ仕上げの招き猫。 それほど待たずにカウンターの高いところに置かれた豪快ラーメン(\700)。ネギの緑と白色、玉子の白と橙色などの取り合わせが、豪快というよりも、とても綺麗な外観である。鶏ガラ、豚、小魚(煮干し類)などを使ったと説明してくれたスープは、背脂が少しだけ浮き塩分控えめ。やさしい味ながらコクがあり旨い。短めで断面がだ円の太い縮れ麺はスープをよくつれてくる。何個か乗ったチャーシューは、厚みがあるが歯ごたえは適度に柔らかく、とても旨い。半熟の煮玉子は味付けが控えめのタイプ。その他海苔3枚にメンマ、ワカメなど。 北京出身だというまだ若い店主は、フレンドリーな方である。日本へ来てから長いらしく、中華料理店やラーメン店で働いていたこと。ワンタンや餃子などは手作りだが、麺は外注であること。細麺の塩ラーメンが比較的人気があること。お店の前は夜、人通りが足りないこと。会社帰りに一杯飲んで、最後にラーメンを食べてくれる人が居ること等々…。少したどたどしさが残る日本語で、色々話しをしてくれた。 話しをしながら食べたので、いつも以上にいいかげんなラーメンレポかも知れません。しかし、旨かったことは間違いないです。この味でメニューも多く、加えてこの店主なので、場所がやや不利でも常連さんが増えてるのではないでしょうか。というか、近くの方はぜひ常連になってあげてください。そう書きたくなるようなお店です。◆ |
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