
![[めとき@新大久保]](metoki1.jpg)
![]() 路地を歩いていくと、この日は風向きがよかったのか、お店のテントが見えるか見えないかという場所まで、煮干しダシの美味しそうな香りが漂ってました。過去に2度振られていたお店に到着しました。店頭の写真で途切れている袖看板には「目時商店」とあります。副業かそれとも本業の屋号なのでしょうか。 平日の11:20、先客はもう5人、人気ぶりがうかがえる。間口が狭く奥行き方向に長い店内、ほぼまっすぐのカウンターに回転椅子が7脚ほど並び、席の背後はやや窮屈。やはり細長い厨房では店主が、とても丁寧な雰囲気で仕事をし、この日は奥さん(想像)がアシストをしていた。店主は、ネットの情報から勝手に想像していたイメージよりも若く、そして謙虚でやさしそうな方である。実は、もっと年輩で怖そうな人を想像していた。想像とは勝手なものである。カウンター越しにお冷やを出してくれた店主に注文を伝える。 照明はスズラン型の傘に収まった電球と厨房の蛍光管。厨房あたりのどこからか、TBSラジオがはっきりとした音量で聞こえ、カウンターの隅で「お勘定セルフサービス箱」(勝手に命名したのですが)が異彩を放っている。 やや待ってカウンターに置かれた小盛中華麺(\790)、もちろん煮干しダシが強く香るがそれだけではなく、ほのかな甘味酸味など絶妙な旨さの醤油スープ。ユズの香りも心地よい。慎重に茹でられた中細の縮れ麺、良い悪いではなく、同じ麺だと思われる保谷大勝軒とはまた違った食べ心地なのがおもしろい。啜るときの「ズズズ」という音が、はっきりとしているような、そんな食べ心地。その音は、他所からもよく聞こえていた。厚手のチャーシューは箸で持つと、ほんの少し曲る程度。適度に歯ごたえがあり香ばしく旨い。沢山入ったメンマは挽肉がまぶされ、ゲジゲジとした歯ごたえで味付けは濃くない。その他海苔とナルト、ネギなど。 千円札を「お勘定セルフサービス箱」の中に挟み、「ごちそうさま、210円もらいました」「すみません、ありがとうございます」、そんなやりとりでお店をあとにした。 私にとって2軒目となる永福町大勝軒出身の方のお店。似ているようで実は異なっているような感じもあるが、これも永福町系、これはこれで旨い、そんな一杯でした。しかしただ一つ私の場合、割高感は否めません。 ■ |
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